大分県の観光客事情

2016年4月4日の日本経済新聞にて「大分県のホテル稼働率が12年と比べると低下した。」と書かれていた。果たして大分県の観光業は衰退してきているのか。当該記事だけでは判断できないため調べてみた。

f:id:TKSK1111:20160507184105p:plainf:id:TKSK1111:20160507183711p:plain

〇東京・・日本人宿泊者102%増、外国人宿泊者214%増

〇大阪・・日本人宿泊者106%増、外国人宿泊者305%増

〇大分・・日本人宿泊者108%増、外国人宿泊者220%増

(S/D:国土交通省観光庁、宿泊旅行統計参考に筆者作成(対12年比))

 

上記データより、大分県の宿泊者数伸び率は東京、大阪と比較しても悪いわけではなくむしろ健闘しているといえるのではないか。

 

日経新聞の記事はシティーホテルのみにフォーカスを当てた記事でありその他の宿泊施設の場合宿泊者数は増加しているため観光業はまだまだ衰退していないと考えられる。

f:id:TKSK1111:20160507190538p:plain